【コーチング事例】「強みがわからない」は才能の宝庫だった?分析思考と共感性を両立させる自己理解のヒント

こんにちわ、ワークショップデザイナーのKoppy♬こと小比類巻 大和(こひるいまき やまと)です。
今回は認定ワークショップデザイナーでギャラップ認定ストレングスコーチの私が「【保育士の悩み】「強みがわからない」は才能の宝庫だった?分析思考と共感性を両立させる自己理解のヒント」について解説していきますね。
記事要約
- 自分の「弱み」だと感じていることは、実は「強み」の裏返しかもしれません。
- 一見矛盾しているように見える資質の組み合わせこそが、あなただけのユニークな価値を生み出します。
- ストレングスファインダーとコーチングは、自分を深く理解し、仕事や人生に活かすための「取扱説明書」を手に入れるきっかけになります。
「自分の強みって、なんだろう…」
「周りの人と比べて、自分には影響力がない気がする」
「じっくり考えすぎて、なかなか行動に移せないのが悩み…」
日々、子どもたち一人ひとりと向き合い、保護者や同僚との連携も求められる保育士というお仕事。多岐にわたる業務の中で、ふと自分の得意・不得意について悩み、立ち止まってしまうことはありませんか?
今回は、以前コーチングをさせていただいた保育士のO先生の事例をもとに、「弱み」だと思っていたことが、いかに素晴らしい「才能」であるか、そして、その才能を仕事や人生に活かしていくヒントについてお話しします。
ストレングスファインダー®との出会い:「やっぱり」と「意外!」
O先生は、ご自身のキャリアや人との関わり方について深く考えていらっしゃる、とても熱心な保育士さんです。コーチングの前にストレングスファインダー®を受けてもらったところ、上位資質にはこのような顔ぶれが並びました。
- 学習欲: 学ぶプロセスそのものを楽しみ、常に成長し続ける才能
- アレンジ: 複数の要素を最適に調整し、効率的な仕組みを作る才能
- 親密性: 少数の人と深く、信頼に基づいた関係を築く才能
- 分析思考: データや事実に基づき、論理的に物事を考える才能
- 共感性: 他者の感情を自分のことのように感じ取り、寄り添う才能
結果を見て、O先生は「ああ、やっぱりなと思う部分と、自分にこんな一面があったんだ!という意外な部分、両方ありました」と話してくれました。
特に、**「知らないまま進みたくないから、色々調べて、いろんな引き出しを持った上で判断したい」**というご自身の傾向が、「学習欲」と「分析思考」に表れていることに納得された様子でした。
一方で、ご自身では「影響力のあるタイプだと思っていた」のに、34資質の4つの領域のうち「影響力」に分類される資質が一つも上位に出てこなかったことに、少し驚かれていたのが印象的でした。
「弱み」と感じることは、才能の裏返し
O先生の悩みの一つに、「分析しすぎて、前に進めなくなることがある」というものがありました。迅速な判断が求められる場面で、「もっと良い答えがあるはずだ」とじっくり考え込んでしまい、自分の中で足かせになっていると感じていたのです。
これは、「分析思考」という素晴らしい才能の「過剰使用(裏目に出るパターン)」の一例です。
ストレングスファインダー®でわかる「資質」とは、いわば無意識に出てしまう思考・感情・行動のクセのようなもの。それ自体に良いも悪いもありません。うまくコントロールして使えれば「強み」になりますが、コントロールできずに振り回されてしまうと「弱み」になってしまう可能性があるのです。
O先生の場合、「論理的に物事を分析し、本質を見極める」という「分析思考」の才能が、時として「行動を遅らせる」という形で現れていたわけです。
でも、これは決して悪いことではありません。コーチングを通じて、O先生は「あ、今、分析思考が出てるな」と客観的に自分を認識できるようになりました。自分のクセを自覚することで、暴走しそうな時に「信頼できる人に話して、思考を整理する時間を短縮する」といった対策を自分で考え出し、才能をコントロールする一歩を踏み出すことができたのです。
[ ストレングスファインダー®について ]
https://strenglow.pro/blog/positive-psychology-strengths-finder
矛盾する資質の組み合わせこそ「あなただけの価値」
O先生の資質で特に興味深いのは、「分析思考」という冷静でロジカルな資質と、「共感性」という人の感情に寄り添う温かい資質を、どちらも高く持っている点です。
一見すると、この二つは矛盾しているように感じるかもしれません。しかし、この組み合わせこそが、O先生だけのユニークな価値を生み出しているのです。
レポートでは、この組み合わせから生まれる強みを**「感情理解型問題解決力」**と名付けていました。
これは、子どもの感情の変化を敏感に捉え、その背景にある原因を論理的に分析し、最適な対応策を見つけ出す力です。まさに、保育の現場で求められる専門的なスキルそのものだと言えるでしょう。
さらに、「学習欲」と「アレンジ」が組み合わさることで生まれる**「創造的学習環境構築力」**という強み。新しい保育の知識を学び、それを子どもたちの特性に合わせて独創的な環境づくりに活かす力です。O先生は、この可能性について話した時、「それ、やりたいです!」と目を輝かせていました。
このように、複数の資質が組み合わさることで、あなただけの「必殺技」が生まれるのです。
そして、「影響力の資質がゼロ」という悩み。これも心配いりません。例えば、O先生は「親密性」や「共感性」で一人ひとりと深い信頼関係を築くことができます。その信頼が、結果として周りの人を動かす大きな「影響力」になるのです。チームで働く上では、自分にない資質は、それを持っている他のメンバーに補ってもらえばいいのです。
コーチングで見えた未来:涙のわけ
セッションの最後に、O先生の資質を基にした応援メッセージを読んでもらいました。
O先生、あなたの学び続ける情熱と人を大切にする温かい心は、保育という仕事において最も重要な資質です…(中略)…この5つの資質の組み合わせは、保育士として理想的なバランスを持っており、あなただけの独特な価値を生み出します。
これを読みながら、O先生は「ちょっと泣いちゃう…」と涙ぐんでいました。
自分のことをこんなに肯定的に、客観的な視点から言語化してもらう経験は、普段なかなかないものです。特に、自分では「弱み」や「欠点」だと思っていた部分に光を当てられ、それが「価値」であると伝えられた時、人は深い感動と自己肯定感を得ることができます。
ストレングスファインダー®は、単なる性格診断ではありません。あなたという存在を深く理解し、自分らしく輝くための「取扱説明書」を手に入れるためのツールです。そしてコーチングは、その説明書を読み解き、未来への具体的な一歩を踏み出すお手伝いをします。
O先生は、ご自身の資質を理解したことで、やりたい保育の方向性が明確になり、これからのキャリアに希望を見出していました。
あなたも、自分だけの「才能の組み合わせ」を発見し、仕事や人生をより豊かにしてみませんか?
ぜひ、貴社の社内研修にもストレングスコーチングを取り入れてみられてはいかがでしょうか?
ストレングスコーチングの実施をご検討されている個人・団体様はお問合せフォームよりお気軽にお問合せください。
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